巷でとても安い琥珀が売られているのを見たことがあります。
何故ですか?
ご注意ください!人口琥珀や再生琥珀などを偽って安く売る露天商がいます。琥珀は貴重で需要の高い商品ですので、当然、高価なものです。ですから実際、プラスティックから作られたり、本物の琥珀ジュエリーや琥珀アートの残りかすを圧縮して形を整えるといった作業を含んだ化学的な工程で再生された贋物を扱う大規模な闇市が存在しているのです。プラスティックから作られた琥珀や圧縮による再生琥珀から人工的に作られた琥珀には何の価値もありません。こういった贋物を買うということは、投資でもなんでもないのです。琥珀の価値は、その希少性と天然の美しさから生まれます。人工的に作られる再生琥珀は貴重でもなければ、まず天然ではありません。 アンバールータは人工琥珀も再生琥珀も一切販売しておりません。私どもは独占的に最高級品質のジェム・クオリティ(宝石品質)の琥珀だけを扱っております。
どうやって安全な琥珀業者を見分けるのでしょうか?
買おうとしている琥珀が本物かどうか確信を持つ最も安心な方法は、評判のよい業者から買うこと、そして常識で考えるということです。信じられないくらいの廉価で売られている琥珀は、ただ「信じられない」という、それだけのことです。嘆かわしいことですが、流通しているかなりの量の琥珀は贋物であったり、規格外だということは琥珀業界の悲しい事実です。幸いなことに、事情に通じているお客様でしたら、まやかしかどうかを確認できるはずです。
どうやって贋物の琥珀を見分けるのですか?
信頼のおける業者から購入する以外に、安い再生琥珀から本物のジェムクオリティの琥珀を見極める確実な方法はこれといってありませんが、偽琥珀の大半がプラスティックからできています。幸いなことに、これから買おうとしている琥珀や買ってきた琥珀がプラスティックからできていないことを確かめるテストは幾つかあります。
静電気テスト: これは、おそらくプラスティック琥珀に対して行う最も便利な方法です。その“琥珀”と思わしきものを柔らかい布で、その箇所が暖かくなるまでゴシゴシと擦ってみます。そしてその“琥珀”を紙切れに当ててみてください。もしその紙がくっつくようであれば、それは本物の琥珀です。何故かと申しますと、琥珀はオーガニック素材であり、静電気をプラスティックよりははるかに保つことができるからです。また、嗅覚のよい方でしたら、本物の琥珀ですと、下記でご説明する『熱した針によるテスト』と同様、松の葉のような香りを感じるはずです。
飽和塩水テスト: 硬いプラスティックは傷が付きやすく、浮力もありませんが、琥珀は「モース硬度表(天然石の硬度表)」でも、顕著な浮力があるとされている独特のオーガニック素材です。飽和塩水(もし少量の塩分が融けずに底に残ったら、塩分濃度が水の最大溶解力に達していることになります。)を張った容器の中に“琥珀”と思わしきものを入れてみてください。もしその塊が浮けば、それは琥珀から作られています。もし沈めば、それはプラスティックやその他の物質から作られている可能性がとても高いと言えます。
熱した針によるテスト: プラスティックの贋物に対して行う別の方法です。針の先がとても熱くなるまでライターで熱し、琥珀の目立たない部分に刺して、反応をみてください。プラスティックなら、まさにプラスティックや化学的な臭いがしますし、本物の琥珀なら松の葉や樹液のような甘い香りがするはずです。
琥珀には品質やグレードの違いがあるのですか?
琥珀の価値を決める属性は様々ありますが、他の種類よりもある特定の種類が、より価値があるということはありませんし、ダイアモンド、エメラルド、ルビーといった他の宝石には通常設けられている公式のグレード表のようなものもありません。例えば、ある1個の琥珀が他の琥珀より高品質で価値のあるものであるということはありますが、それは色、不透明さ加減、職人技などの全てを考慮した上で初めて決まるものです。また、琥珀の原石を格付けするのと精製されたジェム・クオリティ(宝石品質)の琥珀の等級を決めるのは、まるで違うということも覚えておいてください。色、不透明さ加減、内包物の数や入り方といった要素は原石の価値を決めますが、精製された琥珀アートの価値を決めるのは、職人技、スタイル、デザイナーといったものなのです。
どういったタイプの琥珀が最も価値があるのですか?
琥珀の様々な属性はそれぞれ相互に関係していますので、何故、ある琥珀ジュエリーが他のものより貴重なのかということを、一概に言うのは難しいことです。これはおそらく、そのジュエリーのオリジナリティと職人技が、琥珀の価値を決める最も重要な要素だからでしょう。アートは設定された基準価格に対応する商品とは見なされません。ですからこうした様々な属性を加味した上で、琥珀ジュエリーの価値を判断するのは、お客様やデザイナーなのです。例えば、廉価で低品質の琥珀の原石から個性的な優れた職人技のデザインが生まれることもあれば、高価かつ高品質で高水準の琥珀の原石が乏しい職人技により、その逆になることも(もちろん、これは無駄なことなので大抵の場合あり得ないですが、)あるのです。一般的に、評判のよい業者は高品質の琥珀と大変高水準の職人技を扱っていますが、よい評判のない業者は低品質で粗雑な作りの琥珀を扱っていると言えるでしょう。
オーガニックの内包物とは難ですか?
生命です!オーガニックの内包物とは、単純に、琥珀内に閉じ込められた有史以前の生命体(オーガニック)のかけらです。琥珀は本質的に、今日でも木にベトベトついて流れているあの樹液が固体化したものです。太古の昔、まだ樹液が新鮮だった頃、葉っぱや木片や昆虫といった生命体のかけらは樹液に接し、時にはその樹液に沈んでしまいました。これが限りない時間をかけて固体化していき、私たちが現在、琥珀と呼んでいる状態にまで硬くなっていったのです。そして琥珀独特の特徴のため、そうした生命体の素材は閉じ込められたままの状態で完全に残されることになりました。生命体(オーガニック)の内包物は、特に昆虫ですが、希少性が非常に高く、価値も大変高いものとなっています。
新しく買った琥珀はどのように手入れしたらよいでしょうか?
琥珀は宝石ですが、他の傷つきにくい宝石類とは違い、美しさ、オリジナリティと価値を保つためには、適切なお手入れが必要です。天然の原石の状態から精製されたジュエリーになる過程で、職人によって削られ、磨かれます。でもいったん最終段階に到達しますと、琥珀は摩擦に対して弱くなってしまいますので、粗い表面の金属やダイアモンド・リングのような他の宝石類に対して行う擦ったり、打ったりというお手入れはできません。摩擦から守るために柔らかい布の上に置いておくということが、つまり琥珀を着けないときの理想的な保存方法となるのです。琥珀は他の宝石と比べると、比較的、気泡が多いので、きつい化学薬品や香水との接触を最小限度に留めるためにも、高品質の真珠と同様のお手入れが必要です。
琥珀が健康にいいとは、本当ですか?
古代より琥珀は神秘的な特性を持っていると言われています。古代ギリシア、古代ローマ、古代エジプトの文明は全て、健康によい属性を持つという理由で琥珀を珍重してきました。近代医学の父であるヒポクラテスも琥珀がリューマチや関節炎といった病の数々を治すと信じていました。今日でも、琥珀療法といったものが施されています。琥珀の治癒力は、独特の生物学上気質によるのか、伝承として信じられているような、悪から守ってくれるという神秘的なパワーによるものなのか、まだ解明されてはいません。